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会報誌『図書設計85号』書きおろし読み切り小説挿画
JUGEMテーマ:アート・デザイン

私の所属しております日本図書設計家協会の会報誌85号にて
北村薫さんの短編小説『白い本』の挿し絵を描かせていただきました。


(表紙デザイン:谷口純平)

エディトリアルデザイン:丸尾靖子
(企画編集・柳川貴代)
 
これは"本"をテーマにした短編小説を贅沢なことに毎回作家さんにわざわざ書き下ろして頂き
凝ったデザインとイラストで魅せる「本迷宮」という試みなのです。

小説のあらすじを言いますと...
読書好きな女子大生の淡い恋心や微妙な心の動きを本の存在を通して確認していく
どこか爽やかなお話、、といったところでしょうか。

イラストのタッチや方向性などは、デザイナーの丸尾靖子さんとあれこれ相談しながら制作しました。
結果、文中に登場した美術館、夏目漱石、神保町もろもろをヌケのある線画で表現する方向に。
またバックのマチエールは、主人公が学生ということもあり、どことなく黒板と白墨を連想させる
ような色味にしてみました。
最終的には丸尾さんの素敵なタイトルロゴと文字組によってぐっと存在感のあるページになったと思います。

posted by ナツコ・ムーン プロフィール | 23:32 | 渋めモダン系タッチ | - | - |
東京駿河台法律事務所年始パンフレット表紙
JUGEMテーマ:アート・デザイン

寒中お見舞い申し上げます。
本年も人の心に届く絵を1枚でも多く描いていきたいと思います...!
どうぞよろしくお願いいたします。

デザイン:有吉一男(グリッフ)

 
毎年恒例、東京駿河台法律事務所さん 年始のごあいさつパンフレット表紙です。
年始の号のみもう7、8年描かせていただいてますが
昨年からこのタッチになりました。
この手法は、ラフスケッチなしなのです。
アタリも付けずにカラーインクで一気に描きます。
いい線が出るまでひたすら描きます。
のびやかで味のある線が出るかどうかはその日の運しだい...?

そんなどこか博打的なところが、楽しみのひとつになっています。
posted by ナツコ・ムーン プロフィール | 01:07 | あたたかタッチ(線中心) | - | - |
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