ナツコ・ムーン個展「ノスタルジック*ロマンチック」ご来場ありがとうございました。
2012.05.20 Sunday
ナツコ・ムーン個展「ノスタルジック*ロマンチック」は5/13(日)
無事終了いたしました☆
お忙しい中いらして下さった方々、本当にありがとうございました!
オープニングの様子
会場は ‘どこかなつかしいもの’をキーワードに
A「幼少時の作品(カタカナカルタ)vs 現在の作品」
B「子供のころに読んだ世界の名作 装画+装丁」
C「レトロ風ビスケットポスター+パッケージ」
C「レトロ風ビスケットポスター+パッケージ」
という3つのシリーズで構成しておりました。
A「幼少時の作品(カタカナカルタ)vs 現在の作品」
取り札(下/幼少時(小学2年生?時)の絵 vs 上/現在の線画)
読み札(当時鉛筆で書いたままのものをタイトルのように展示)
B「子供のころに読んだ世界の名作装画+装丁」
『星の王子さま』
『赤毛のアン』
『裸の王様』
『ブレーメンの音楽隊』
◎宮川和夫さんに装丁して頂いた4作品
・星の王子さま
・赤毛のアン
・裸の王様
・ブレーメンの音楽隊
C「レトロ風ビスケットポスター+パッケージ」
※フレーベル館さんのお仕事で描いた特色2色刷りの
イラストをさらにレトロっぽくアレンジしました
(ポスター&ビスケットパケージデザイン:ナツコ・ムーン)
ビスケットパッケージ(ウミネコ・8月)
(中身はベルギー製Lotus ビスケット16枚)
今回の個展は確かに「懐かしいもの」がキーワードでしたが
◎イラストレーターの自分に出来ることは何か
◎絵のみの展示ではなく、一般の人が観ても楽しめるように
完成形(デザインされた状態のもの)をより多く展示できないか
ということをポイントにしていました。
コンセプトが命でした。
皆さん楽しんで下さってた様で嬉しかったです。
特にAは予想以上に反応がありました。
子供の絵のインパクトってすごいものなのですね。
宮川和夫さん装丁の「世界の名作シリーズ」はどれも好評でした。
「ブレーメンの音楽隊」はとりわけ絵と装丁がいいハーモニーを奏でていたのでしょう、
一番人気でした。
ポスターも架空であっても実物のビスケットと共に展示することで
効果があったように思います。
また、これは嬉しいおまけですが額に入った大きな絵
(「星の王子さま」、「ブレーメンの音楽隊」)
も気に入って下さった方にお買い上げいただきました。
ビスケットもほぼ完売し、追加制作をする事態に...!
シャレで作った(?)メガネふきもたくさんお買い上げ頂きました。
ありがたいことでした。
‘個展’ と言えどもひとりだけではなし得ないものだということを
今回は特に痛感。。。。
人々の温かさを幾度も感じた制作期間&開催期間でした...!
このたび企画展として個展を開催させて下さったギャラリーMalleの木川さん、
無理なスケジュールにも関わらず素敵な装丁をして下さった宮川和夫さん、
そして仕事の合間を縫って、企画の相談に乗り、搬入やパーティーを手伝ってくれた
友人たちに心より感謝します。