「感じる装丁」ご来場ありがとうございました!
2011.12.30 Friday
(株)竹尾 2F で約1ヶ月間開催されておりましたプロによる架空の装丁展、
カヴァーのチカラ5「感じる装丁」(日本図書設計家協会主催)は
12月26日無事終了いたしました。
なんとご来場者数は1500人強!大盛況でした。
会期中様々なマスコミ取材もありました。
アサヒドットコム
みなさんそれぞれに素晴らしいです。
※会場の様子(撮影:城谷斉彦さん)
いやはや今回はある意味挑戦でした。
サン=テグジュペリ作「星の王子さま」は言わずと知れた世界的な名作ですが
恥ずかしながら私は今回初めて読みました。
なんとまぁオトナ心にじんわり滲み入るお話で...!
人より20年ほど遅れて感動いたしました。
今思えばおセンチな自分(←ホントですか)にぴったり合ったテキストだったような。
しかしながらオリジナルのチャーミングなイラストの存在にはいささか苦しめられました。
あれからはかけ離れたものを、そして人が読みたい、手に取りたいと思う絵を描かねば、、と、
錆び付いた頭と手をフルに使って取り組んだところ最終的にはこんな形になりました。
なんだか少し新しい事が出来た気がしています。
そしてそして。素敵な装丁をして下さった宮川さんにはディレクションも含め
本当に感謝しています。
晩秋から年末にかけての慌ただしい時期に
会場に足を運んで下さった皆さま。
お忙しい中どうもありがとうございました!